ご家族のなかに「糖尿病」の患者さんがいる場合、糖尿病を発症するリスクが高くなるということは、多くの方が知るところでもあるでしょう。また糖尿病は遺伝的な要因とともに、悪循環の生活習慣がともないますと病気を発症するリスクが、さらに高まるとも言われているようです。糖尿病を発症しやすくする要因としては、ストレス、運動不足、食事バランスの悪さ、肥満、睡眠不足などがあげられますが、遺伝的要素につきましては、ご家族のなかに糖尿病患者さんがいらっしゃいましたら、糖尿病の予備軍としてその早期発見を心掛けるとともに定期的な検査を受けることなどもその予防につながるようなのです。糖尿病患者さんがご家族にいらっしゃることで、100パーセント糖尿病の予備軍であるということは言い切れませんが、その可能性は十分にあるとお考えになられることが予防には大切であるようです。